ZI指数は、前走の成績を指数化したもの
ZIは前走の成績を簡単に指数化したもので、基本的にはこれが高いと人気になる可能性があります。前走の着順、人気、着差や連対率、頭数の増減や斤量の増減、脚質等を数値化したものです。前日予想時の人気の判断としてご利用ください。
TARGET frontierJV(ターゲット) | 使い方マニュアル (jra-van.jp)
ZI指数は、TARGETで標準で使用されている指数で、上記マニュアル記載事項をまとめると以下のとおりです。
【ZI指数】
- 前走成績を指数化したもの。
- 数値が高いと人気になる可能性がある。
- 前走の着順、人気、着差や連対率、頭数の増減や斤量の増減、脚質等を数値化したもの。
- 前日予想時の人気の判断として利用。
ZI指数の傾向分析・活用方法は、こちらを参照ください。→ZI指数 分析・活用 | TARGET競馬 (targetkeiba.com)
ZI指数の作成
ZI指数は、外部指数として作成・設定しなくても、出馬表等から表示させることは可能となっています。しかしながら、ZI指数の傾向をレース検索を用いて分析するには、ZI指数を外部指数として作成・設定する必要があります。ここでは、ZI指数の作成方法について解説します。
過去のZI指数の作成(その1)
過去のZI指数を作成するため、ヘルプから半自動バージョンアップをクリックしてください。(図1)
次に出てきた画面に「zi2」と入力して、OKをクリックしてください。(図2)
ファイルをダウンロードする期間が表示されるので、覚えておいて、その後、OKをクリックしてください。(図3)
解凍先のフォルダが出てくるので、基本的にはそのままOKをクリックしてください。(図4)
これで、さきほど表示された期間までのZI指数ファイルは作成できました。
過去のZI指数の作成(その2)
次に、直近の開催までのZI指数を作成するため、メニューの最新をクリックします。(図5)
出馬表レース選択画面で、ファイル→外部指数用ファイル出力→この開催から過去に指定した開催日数分、上の出力を繰り返すをクリックします。(図6)
いつまでさかのぼって、ZI指数ファイルを作成したいか、yyyymmdd形式(半角数字8桁)でその日付を入力してOKをクリックします。1日ずつ、自動でZI指数ファイルが出力されていき、指定日まで終了したら、作成完了です。(図7)
毎週のZI指数の作成
その日の枠順が確定したのち、メニューの中の最新をクリックし、出馬表レース選択画面で、ファイル→外部指数用ファイル出力→この開催の全レースの[ZI値]外部指数ファイルを出力するをクリックしてください。その日のZI指数ファイルが出力されます。(図8、図9)
ZI指数は、過去にさかのぼって、一括で出力させることもできますが、開催日のルーティーンとして、この作業を実施していくことをおすすめします。
ZI指数の設定
作成したZI指数ファイルを参照するための条件を設定をして、TARGET内で使用できるようにします。
はじめに、環境設定をクリックします。(オプション→環境設定、もしくは、メニューの環境設定ボタン)(図10)
左の環境設定項目メニューから外部指数の設定を選択し、上側の新規追加ボタンをクリックしてください。(図11)
外部指数ファイルの定義画面で、下記のとおり入力、選択後、OKボタンをクリックしてください。(図12、表1)
No. | 項目 | 内容 | 備考 |
① | 指数名 | ZI | 入力(変更可) |
② | パス・ファイル形式 | %FD\ZI_DATA\ZI%Y1%M1%D1.CSV | 入力 |
③ | ファイル形式 | レース単位・CSV形式 | 選択 |
④ | 内容 | 指数 | 選択 |
⑤ | 指数順位判定 | 大きいほうが優位 | 選択 |
⑥ | レースID | 旧仕様(8/10桁) | 選択 |
⑦ | 指数表示桁数 | 整数(0~999999) | 選択 |
最後に、今後、複数の外部指数を設定する準備として、環境設定の外部指数設定画面の下側で表示設定をしてください。(図13)
これで、ZI指数の作成、設定が完了し、レース検索でZI指数の傾向分析ができるようになりました。
ZI指数の傾向分析・活用方法は、こちらを参照ください。→ZI指数 分析・活用 | TARGET競馬 (targetkeiba.com)
(Note) ZI指数は、基本的には、前走の成績をもとに算出されていますが、前走が地方・海外の場合、標準の設定では、地方・海外の成績が無視されて(とばされて)、直近の中央での成績をもとに算出されています。(図14)
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