H7指数とは、7走補(過去7走最高補正タイム)
TARGETのオンラインヘルプから、「補正タイム」、「基準タイム」、「7走補(過去7走最高補正タイム)」の用語の解説を引用します。
まとめると、H7指数(7走補(過去7走最高補正タイム))は、
- TARGET開発者が毎週設定する「基準タイム」をもとに算出される「補正タイム」の過去7走の最高値
もっと簡単にいうと、TARGETで使用できるスピード指数系の指数と思っておいてください。
◆補正タイムとは
補正タイムは、基準タイムをもとに距離の違いとクラス移動を考慮してその中心を100であらわしたものです。
つまり、100がそのレースの勝ちタイムの平均的なレベルだと思って下さい。1は0.1秒に相当してます。
補正タイムを表示するためには、基準タイムが設定されている必要があり、通常は、こちらで毎週提供している基準タイムファイルをダウンロードして利用します。
TARGET frontierJV(ターゲット) | 使い方マニュアル (jra-van.jp)
◆基準タイムとは
基準タイムとは、TARGET fontier JVの出馬表等の画面で表示される指数(補正タイムやTGXの各指数)を計算する元になる基準となるタイム値のことです。基準タイムは、基本的には、中央競馬の障害戦以外の各レースごとにひとつずつ存在します。
TARGET frontierJV(ターゲット) | 使い方マニュアル (jra-van.jp)
7走補(過去7走最高補正タイム)とは、過去7走内での今回の芝・ダートの区別と同一の条件での補正タイムの最高値です。
TARGET frontierJV(ターゲット) | 使い方マニュアル (jra-van.jp)
H7指数 作成
基準タイムの登録
H7指数を作成する前に、基準タイムのダウンロードと登録が必要です。まずは、ヘルプ→基準タイムファイルのダウンロードと登録か、もしくは、メニュー画面のデータ登録横の▼から、基準タイムファイルのダウンロードと登録をしてください。(図1)
基準タイムは、TARGET作者が毎週更新していますので、その週の開催直前に、最新の状態にしておくことをおすすめします。
H7指数の作成
次に、H7指数(7走補(過去7走最高補正タイム))の作成方法について解説します。
メニュー画面から最新ボタンをクリックするなどし、指数を出力したい日の「出馬表レース選択」画面へ行ってください。(図2)
次に、指数を出力したい日の「出馬表レース選択」画面で、ファイル→外部指数用ファイル出力→この開催の全レースの[7走補正値]外部指数ファイルを出力するを選んでください。これで、その日のH7指数が出力されます。(図3)
【Note】TARGETには、過去にさかのぼって、H7指数(7走補(過去7走最高補正タイム))を出力する機能もありますが、最新の基準タイムで出力するのは、最新のその週のレースのもののみとすることをおすすめします。
(理由)基準タイムは、TARGET作者によって、毎週更新されていますが、毎週、最新レースの基準タイムの設定はもちろん、過去レースの基準タイムの修正も含めて行われているようです。したがって、最新の基準タイムを使って、過去レースのH7指数を出力するということは、過去のそのレースからみれば、未来に行われるレースの結果を考慮して作成された基準タイムをもとに算出することになるので、おすすめしません(参考になりません)。
H7指数 設定
オプション→環境設定で、左側メニューの外部指数を選択し、外部指数の新規追加ボタンを押し、
下記のとおり設定してOKをクリックしてください。(図4、表1)
項目 | 内容 | 備考 |
指数名 | H7 | 入力(変更可) |
パス・ファイル形式 | %FD\H7_DATA\H7%Y1%M1%D1.CSV | 入力 |
ファイル形式 | レース単位・CSV形式 | 選択 |
内容 | 指数 | 選択 |
指数順位判定 | 大きいほうが優位 | 選択 |
レースID | 旧仕様(8/10桁) | 選択 |
指数表示桁数 | 整数(0~999999) | 選択 |
H7指数の傾向分析・活用方法は、こちらを参照ください。→H7指数 分析・活用 | TARGET競馬 (targetkeiba.com)
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