TGX指数 作成・設定

外部指数作成・設定

TGX指数とは、過去の特定の条件・期間の補正タイムの最大値

TGX指数とは、過去の特定の条件・期間の補正タイムの最大値です。基本的には、

  • その馬がレースで能力を発揮した場合の補正タイムの最大値

と考えればよいようです。

補正タイムについては、H7指数 作成・設定 | TARGET競馬 (targetkeiba.com)も参照ください。

また、TGX指数の定義詳細については、以下のTARGETオンラインヘルプからの引用を参照ください。

TARGETから外部指数として出力ができるTGX指数は、出馬表のTGXタブで確認できる、芝短・ダ短・芝中・ダ中のうち、今回レースの条件に合致しているものとなっています。

(例)今回、芝1200m戦なら、「芝短」の値がTGX指数値として出力されます。今回、ダ1600mの場合は、「ダ中」の値がTGX指数値として出力されます。

芝短・ダ短・芝中・ダ中 

短は「1000m~1600m」、中は「1600m~」での過去の特定の期間の補正タイムの最大値で、1600mに関しては、両方の区分に含まれます。期間はその馬の年齢によって過去9ヶ月~2年程度に振り分けられます。若い方が長い期間で集計されます。基本的にはその馬がレースで能力を発揮した場合の最大値と考えてください。ですので、近走の成績とはあまり関係無く、人気とも無関係に高い場合もあります。もちろん最大限の能力を簡単に発揮できていれば、近走でも高い数値を出しているはずですから、近走の成績が不振の場合には、何か条件が合っていないか調子が悪い等の要因が考えられるわけで、今回のレースでその馬が能力を発揮できるような条件や展開になると考えられる場合、穴馬としてピックアップすることができます

TARGET frontierJV(ターゲット) | 使い方マニュアル (jra-van.jp)

TGX指数 作成

基準タイムの登録

TGX指数を作成する前に、基準タイムのダウンロードと登録が必要です。まずは、ヘルプ→基準タイムファイルのダウンロードと登録か、もしくは、メニュー画面のデータ登録横の▼から、基準タイムファイルのダウンロードと登録をしてください。(図1)

基準タイムは、TARGET作者が毎週更新していますので、その週の開催直前に、最新の状態にしておくことをおすすめします。

図1

TGX指数の作成

次に、TGX指数の作成方法について解説します。

メニュー画面から最新ボタンをクリックするなどし、指数を出力したい日の「出馬表レース選択」画面へ行ってください。(図2)

図2

次に、指数を出力したい日の「出馬表レース選択」画面で、ファイル→外部指数用ファイル出力→この開催の全レースの[TGX]外部指数ファイルを出力するを選んでください。これで、その日のTGX指数が出力されます。(図3)

図3

【Note】TARGETには、過去にさかのぼって、TGX指数を出力する機能もありますが、最新の基準タイムで出力するのは、最新のその週のレースのもののみとすることをおすすめします。

(理由)基準タイムは、TARGET作者によって、毎週更新されていますが、毎週、最新レースの基準タイムの設定はもちろん、過去レースの基準タイムの修正も含めて行われているようです。したがって、最新の基準タイムを使って、過去レースのTGX指数を出力するということは、過去のそのレースからみれば、未来に行われるレースの結果を考慮して作成された基準タイムをもとに算出することになるので、おすすめしません(参考になりません)。

TGX指数 設定

オプション→環境設定で、左側メニューの外部指数を選択し、外部指数の新規追加ボタンを押し、

下記のとおり設定してOKをクリックしてください。(図4、表1)

図4
項目内容備考
指数名TGX入力(変更可)
パス・ファイル形式%FD\TGX_DATA\TX%Y1%M1%D1.CSV入力
ファイル形式レース単位・CSV形式選択
内容指数選択
指数順位判定大きいほうが優位選択
レースID旧仕様(8/10桁)選択
指数表示桁数整数(0~999999)選択
表1

TGX指数の傾向分析・活用方法は、こちらを参照ください。→TGX指数 分析・活用 | TARGET競馬 (targetkeiba.com)

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